20101212

beyond the text podcast vol.24

3週間ぶりのご無沙汰です。おかげさまで大会も出張も無事に終わりました。ポッドキャスト第24回をアップします。
いつものように,いずれのファイルもこちらにある使用上の注意に同意の上,お使いのPCに保存してからお楽しみください。それでは,今回のファイルです。

 ◆音声ファイル(.mp3) -> こちら

 ◆原稿ファイル(.pdf) -> こちら

今回は敢えて「abcではおそらくしない読み方」をしている問題があります。それについては,音声ファイルや原稿ファイルをくまなく聞いたり見たりすれば分かると思います。なぜそういう読み方を収録して発表するのかについては,以下にその理由を記してみます。

私が問い読みをする際に,原稿ファイルで毎回アップしているような「原稿への朱入れ」を行っているのは,もう周知の事実だと思います。このときに原稿上に,抑揚をつけたり,強調をしたり,ちょっとスピードを速めて読んだり,という読み方のギミックを,本番で再現できるように原稿に書き込んでいるわけです。その背景には,「問題文構造を明らかにした上で,クイズ参加者に分かるように提示したい」と私が考えている,という事実があります。全てのクイズ問題には「出題される妥当性があり,出題される意図がある」と私は考えます。その知識の有無を問うという大前提を踏まえ,解答ボタンを押すスピードを差別化したりするのは分かりやすい例でしょう。そして,そういう工夫が施された問題文の構造を,壊さずに提示するのが問い読みの役割の一つです。
今回,abcではしない読み方を敢えてした問題を発表する根拠も,ここにあります。出題者が該当の問題に対して施したのは,そのまま出題するのは難易度が高くなる問題を,解答に至る道筋を問題文中に忍ばせておくことで解答の助けにする,という工夫です。そしてその「工夫」は,いつも私が用いているやり方でのみでは表現しきれないと判断しました。もちろん,表面上のロジック(=一般的なパラレル問題でしたので,パラレルの抑揚と強調を用いて,ということです)のみで問い読みを行うことも可能でしたが,ここで私が考えたのは「これはポッドキャスト用のものである」という事実です。不特定多数の方が聞いているという事実を考えたときに,それは得策ではないのではと考えました。

以上です。分かりにくいかもしれませんが,要約すると「気付いちゃったもんは読みたいじゃん!なあ,みんな!」ということです(笑)。

こんな感じでゆるゆると読んでいきます。
また次回も宜しくお願い申し上げます。